ワイルド・スピード ICE BREAK （速度与激情8）ネタバレあり
神がドムを作り、ドムは家族を作った。
巷で話題のワイルド・スピード見てきました。欠かさず見ているシリーズ。前作品も最初に見たのは台湾だったような……とにかく今回は英語音声中国語字幕。
言葉がわからんくても大丈夫！という情報は得ていたのですが、やはり心配。
まずはチケット。チケット購入アプリを見ると窓口で買うと120元、アプリ経由で買うと60元前後。
約半額です。これは絶対アプリ経由で買わないといかん。私はまだアリペイやwechat payを持っていないので家族にアプリをインストールしてもらいチケット購入。
上海だけなのかもしれませんが、3D上映しかありません。おばあだから2Dぐらいでいいんですけども。
しかし、見始めるとそれがなんだ、3Dメガネが邪魔とか思わないぐらいの面白さで。相変わらずのクオリティ。度肝を抜かれてしまう映像美でした。
※以下ネタバレありますので注意
情けは人のためならずを地で行くドム。
チキンレースの燃え盛る車から命からがらで飛び出すドム。
普通の人なら死んでます。
海に落ちる寸前で車から脱出できたドム。ころがって起き上がった途端に周りはカーニバル。子どもたちだけがわらわらと集まってくる描写は後半登場する赤ん坊のメタファーだったのかもしれません。
始まりからして予算をふんだんに使ったんだろうなぁというカメラ位置。
かなり上空からの映像だった気がします。
流れるチカーノラップ（的なもの）こういう音楽って日本のFMやアジア（中国、台湾）ではあまり聞いた覚えがない。
こういう音楽が流れるとweedsやブレイキング・バッドに出てきそうなアメリカ郊外のドラッグディーラーの巣窟みたいなシーンが思い浮かぶわたし。これが固定観念ってやつか。。。アメリカドラマの見過ぎでしょうか～。
大岡裁きでチキンレースを終えたドムが親切心を出したおかげで、彼のハネムーンは終わりを告げます。
困ってる人を助けずにはいられないドムの性格を知り尽くしたサイファー様（様とつけたくなるすごみ）。ロングドレッドでキメでているのですが、これはセロン様じゃなかったら変かもしれない。
ロード役の人、どっかで見たと思ったらゲーム・オブ・スローンズの人！
野人の仲間じゃないかい！
このシーンめちゃくちゃ好きだった。
サイファがドムにお前の選んだ結果がこうなったんじゃ、(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…
みたいに言われたいたような気がしたのですけど、（英語だったので……）似たようなこと悪の法則でマイケル・ファスベンダー演じるカウンセラーもどっかのおじさんに後半で言われていましたね。
いまある結果は自分が選んだ答えに基づいてるってことですもんね。ファスベンダーは言われたときにトホホ(´；ω；｀)ってなってたけど、ドムにはそんなの通用しません。
ドムを信じる家族達の力でロシアから、空の上からパワープレイが始まります。飛んでる飛行機に飛び乗れるステイサムとルークはトム・クルーズの門下生かなんかなのかな？
とにかくすごい。何度か大爆発（控えめな表現）があるのですが、やっぱ氷上でのシーンはミラクル＆ミラクルの連続で息が止まりそうです。あの最期のドムを囲んで家族の車が集まった後の大爆発……言葉にならない！
しかし、個人的にルークはもうちょっと出ても良かったのでは……美女と野獣で忙しかったのかな？
ラストは無事に息子と対面＆最期は息子に亡き親友の名前をつけて大団円。
ブライアン泣ける……もうこの画像みただけでSee you againのフレーズが聞こえてきてうるっと来そうです。 
その他紅茶を飲んでるヘレン・ミレンがほどよく下品な感じの衣装だったりと強い母親はアニマル柄で決まりなのです。（下はオンリー・ゴッドのクリスティン・スコット・トーマスがアニマル柄のドレスを着てバンコクでレストランにいるところ）
公開前から気になる木だったサイファー様のおしゃT
オリジナルは80年代のメタリカツアーTシャツでレプリカはebayやタオバオでも売っていて2000円前後。ヴィンテージは4～5万ぐらいです。
監督はF・ゲイリー・グレイ。
ストレイト・アウタ・コンプトンまた見たくなってしまう。
なんで日本に置いてきちゃったんだろう。映画を見るたびに関連する映画のDVDを思い出してちょっと残念になってしまうのだろうか。
DVD屋も探したいです。バンコクのフォーチューンみたいなところが上海にもあるんじゃないかな、たぶん。
